FOREIGN TOURIST COUNTER

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WHAT’S UP?
デットコースター ⇒ ベンガロール ⇒ 外国人窓口 ⇒ 列車 [ 28時間 ]
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最近移動は誠に早朝なり。

 

朝6時45分、バスに乗り込む。

もお10月半ばだ、そろそろネパールを目指したい!

ということは『北上』しなくてはならない。

みんな早起きだねぇ

 

ネパール本を片手にバスは発車した。

標高2200mを、デッドコースターがガンガンくだる。

本など読んでられない。

周りのインド人は・・・・・・顔色が悪い。

 

発車から一時間後、車内は地獄になった。

乗客の15人が吐いている(30人中)。

 

前の席から、後ろの席から「おぉぇ~っ」の嗚咽が止まらない。

バスも止まらない。

ひぃ~・・・・・・

タイの山道で鍛えられたボクらの胃袋はなんとか乗り切った。

 

この坂を『インドのいろは坂』と名付けよう。

それがいい。

 

 

難所を越えて8時間後、

パソコンの街ベンガロールに到着した。

ベンガロール到着

パソコンというわりに相変わらずネット環境は乏しい。

WIFIも特に飛んでいない・・・・・・

宿は高く、安宿はイマイチ。

なんだかな~

ここで数日過ごすつもりだったが期待はずれもいいとこだ。

 

2人の脳裏に『北上(ネパール)』の二文字。

このまま長くなろうと移動を決意!

うん、行くしかないね もお。

行っちゃおーぜ 勢いまかせだぜ!

 

オートリクシャーに乗り、駅にたどり着き列車を探すと・・・・・・ない。

なんと座席がないという。

今インドはお祭り(ダサイン)シーズン。

列車は常に満席状態・・・・・・まぢですか。

ボクたちのネパールはどこですか!いつですか!

 

だがしかし、大きな駅には外国人窓口なる場所がある。

ベンガロールにもこの窓口があった。

困った時は外国人窓口!

なんとチケット手配ができた。

キャンセルになったばかりのチケットを優先的にまわしてくれたようだ。

助かった。

乗車時刻は1時間後。

列車はすでにホームに入っているようだ。

 

クッキーとジュースを買い愛しのシートを見つけ、

今夜の寝床の準備をする。

寝台車にはシーツと枕と毛布が用意されるので、

それを自分色にメイキングする。

 

ボクらはデカイバックパックと共に寝ているので

スペース作りがとても重要。

最近ようやくオリジナルメイキングが完成し、

心地良い睡眠を得ている。

 

この列車に28時間乗車し、次の街ボーパールに着く。

さあ到着まで長い。

隣りのインド人の子供と遊びながら

時間をつぶすとしよう。

 

text by kzm