POOR ROAD
WHAT’S UP?
ルンビニ ⇒ バイワラ ⇒ 長距離バス [ 7時間 ] ⇒ ポカラ
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ネパールに入り移動が楽しみでしょうがない。
次は何が待ち構えているのか、どんな出会いがあるのか。
人間の感情は非常にシビアでかつ繊細なのだ。
ヌフフフ、インドよ、覚えておくがよい!
これが大事なんだよ、この感覚が!
ルンビニの宿を後にし、行きに乗ったバスを折り返す。
バイラワに戻り、トレッキングで有名なポカラを目指すのだ。
まあ、ポカラも遠い。
これまた悪路をバスで長時間移動になる。
バスパーク近くの代理店で直通の“ツーリストバス”チケットを手配。
すると古いポンコツの中型バスが乗り付けてきた。
代理店のスタッフがボクらのバックパックを乗せている。

まさかこれがツーリストバス???
え? これ? これで7時間かぁ~。
ネパールはこれがツーリストバスなんだなぁ~。
3時間後・・・・・・
だまされた。代理店にだまされた。
一般の直通バスだ。
気が緩みすぎて確認をおこたったからか。。。
う~ん、まあネパールだから、よしとしようか。

山道&悪路をひたすら走る

車内は満員。あとはバスの屋上へ

途中事故があり、宮迫風の警察がしきっていた
人が乗っては降り、降りては乗る。
幾度となく止まるバス。
7時間でポカラに着くと言っていたが・・・いったい何時になったら着くのやら。
結局、ポカラに着いたのは出発から10時間後の夜であった。
土地勘がなく、辺りが見渡せない夜は交渉に弱い。
バス停にたむろしているタクシー運転手と負け戦で交渉し
目当ての宿を目指した。
山に入る前には多くの『情報』が欲しい。
日本人の登山客からも『情報』が欲しい。
ポカラ ダムサイドにあるスルジェゲストハウス。
オーナーが日本人の宿で、宿代も格安・・・と10年前の本に記されている。
「ここしかないね(二人そろって)」
宿に着くと部屋を確認し、チェックイン。
安宿の定義に沿ったレベルの部屋だ。
まあ、まずは朝までぐっすり寝よう。
長時間ペラペラの座席にすわっていたせいで
肛門が悲鳴をあげている・・・・・・
text by kzm