NEVER KNOW WHAT FATE WE MAY ENCOUNTER

NEVER KNOW WHAT FATE WE MAY ENCOUNTER

WHAT’S UP?
グリーンツアー ⇒ 解説 ⇒ 地下都市 ⇒ ハイキング ⇒ スターウォーズ ⇒ ディナー
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気球に終わらない一日。

長い一日がはじまった。

  

宿に戻りシャワーを浴びたらツアーに出かける。

カッパドキアはツアーを組んだ方がいい。

特にグリーンツアーなる西南地帯は観光名所がかなり離れている。

今回、久々のツアーだ。

英語ガイドがついているから少しは歴史に触れられるってもんだ。

・・・maybe.

理解できればね。

 

一台のバンにブラジルやら韓国やら日本やらの観光客が乗りこむ。。。

ん?んん??

隣りに座った韓国人は

イスタンブールのゲストハウスで同じドミトリーにいた女性だ。

狭い地域でも、異国人でも『再会』はなんだかうれしい。

なんだか気兼ねなく話もはずむ。

 

ツアー開始だ。

バスはカッパドキアが一望できる丘に行き

この辺りのニョキニョキ群、バレーが

どのようにできあがったかを話してくれた。

火山と地層、風土の話だがこれは実際に見てみなくては

説得力がない。

ツアーは歴史を理解するのに便利だ

自然にとけていっちゃうんですね~

  

その後、100キロ離れた地下都市に。

ひさびさの世界遺産である。

ワールドヘリテイジですね~

ここは地下8階まであり、蟻の巣のように部屋が広がっている。

洞窟内は酸素供給がしっかりしていて部屋ごとに役割をもっている。

奥にはキリスト教の教会の部屋もあり

懺悔や祈りがささげられたようだ。

時には鎖でつながれる・・・といった現場も残されていた。

やはりボクにはこの宗教観が理解できない。

宗教はそれほどまでに人間の生活に必要不可欠だったのであろう。

 

洞窟内はアリの巣のように部屋が無数にあるようですね~

細く長いトンネルを行くんですね~

彼のように張り付けにされた人もいるんですね~

何もないようですがここは教会なんですね~

 

戦時中、人々はこの洞窟に隠れ、多い時は2万人がここで生活していたそうだ。

2万人が生活できる地下都市って想像がつかない。

自分が足を運んでいても想像がつかない。

洞窟内は、できるだけ明りをつかわず生活していたのだろう。

ナーバスになるのを鎮めるために

地下でワインもつくり、たしなんでいたそうだが

心が休まることはあったんだろうか。 

 

そして・・・

この地下都市で・・・

ボクらは見てしまった。

 

この世界遺産で見てしまった。。。

そして・・・この先でみつけちゃったんですね~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『人糞』を

 

 

 

 

 

たぶん今日のものだ。

そこは行き止まりで、人がなかなか訪れなそうな場所。

 

薄暗い洞窟の角に見慣れたフォルムが・・・

インド、ネパールでは当たり前のように見ていたものだが・・・

なんて勇気のあるウンコなんだ。

こんなにしっかりとした形を出すには

 

<1>ズボンを下ろし

<2>パンツを下ろし

<3>しっかり気張ってやっと出る形だ。

 

そう言えばオーストラリアの国立公園でウンコした奴がいたなぁ~。

名前は確か・・・○河×生。

 

洞窟をでると今でも使われているキリスト教の教会があるんですね~

地元のおっちゃんたちも散歩ですね~

トルコのおばちゃんはだいたいこの体型ですね~

 

 

未知との遭遇した後は、バレーでハイキング。

地面が割れできあがったかそこはキレイな自然が育つ。

きれいな小川が流れ、季節の果実がなっている。

 

バレーを端から端まで歩いてランチ

現在も、崖はくずれてるんですね~

ミントかな?

花のような葉っぱですね~

どんどん崩れてるんですね~

冬ですね~

シザーハンズのような植物ですね~

アヒルを見ながらチキンを食べるんですね~

 

30分ほど崖崩れた谷の間を歩き遅めのランチ。

アヒルを見ながらチキンを食う。

席が近くなったブラジル人から

母国の良さを聞き出しながらランチを楽しむ。

すると少し離れたところから日本人が話にうなずいている。

どうやらブラジルに興味があるようだ。

話を聞くと家族と世界一周中だとか!

仕事を終え、旅をしている最中のようだ。

素晴らしい。

 

『世界を見たい、だから見に行く!』

単純だがそれが難しいんだと思う。

旅をしていると同じように世界を旅している人に出会う。

こんなにも世界を旅している人がいるのか!と驚かされる。

みな独自のスタイルで世界を周っている。

 

世界一周航空券の者

自転車世界一周の者

大型バイク世界縦断の者

ワーキングホリデーの者

知り合った人物が薦めた場所に飛び続ける者

世界旅行中にその地に残った者

世界が自分のオフィスだという者

 

みな目がギラギラしている。

希望と欲望にあふれている。

  

そんな人たちとの話は

とても充実する。

 

リアルな物語を最前列で聞いているのだ。

とても興奮する。

 

 

  

 

 

ランチの後はスターウォーズのワンカットにも

使われた場所で自由行動。

ボクら観光客はスターウォーズと聞き

はしゃぎながら子供のようにかけていった。

ガイドはベンチに座り、タバコに火を着ける。

このプリン型の山が大迫力なんですね~

 

岩を登り、どこがスターウォーズだと探し回る。

景色は果てしなく、空を見上げここがどこかと思いにふけた。

落ちたら死んじゃうアスレチックなんですね~

この中も教会だったようですね~

壁画を見たとき、ぞぞぞとしたんですね~

ボクの視界に映る風景がSWのワンカットなんでしょうね~

  

ギョレメに戻ると辺りは暗く

雰囲気のある明りが街をおおっていた。

2人の夕飯には長く美しい一日の思い出が華となり

地元料理をより美味しく楽しめたのであった。

 

text by kzm

2件の返信

  1. いちじん より:

    2万人が暮らしたという洞窟
    排泄物の処理も
    大変だったことでしょうが
    kzmさんなら
    その辺のこと
    推察できそうですね。
    換気も配慮して、洞窟が作られていたことでしょう。

    世界旅行には
    いろいろなタイプが
    あるんですね。
    皆さん、
    お互いに理解し合える人になって
    ピースフルな世界を作る核に
    なって欲しいですね。

    臨場感溢れるレポートを
    ありがとう。
    だから、つい!
    このブログを
    わたしの仲間に
    紹介してしまいましたよ。

    実日程を見ると
    後一週間でウィーンですね。
    レポート期待していますよ。
    当方は
    3月に観劇するオペラの
    予習を始めるところです。

    • chiliboy より:

      紹介いただきありがとうございます。
      ブログを見ながら妄想世界旅行になっていただけると幸いです。

      明日からオーストリアに移動です。
      クリスマスをウィーンで過ごします。
      ただ・・・外が寒すぎて外出時間が最近めっきり少なくなってきております。
      3~5時間が限界です。
      足が・・・雪で・・・ガチガチです。
      3月はあたたかいのでしょうか。
      暑すぎず寒すぎずでしょうか。

      2万人の排泄物ですが
      一ヶ所にため込んでバクテリアで分解していた説が有力だそうです。
      でも・・・2万人分ですからね・・・

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