SISI

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WHAT’S UP?
王宮 ⇒ 皇帝の部屋 ⇒ 銀器コレクション ⇒ シシィ博物館
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ハプスブルグ家について

一番初めに理解するんだった・・・

 

第一次世界大戦に敗れた1918年までの650年間、

中央ヨーロッパを手にしていたこの一族。

それも、戦争ではなく政略結婚でここまで大きくなったのだ。

オーストリアとハンガリーの二重帝国を築き上げた

フランツヨーゼフ1世、そしてその妃エリザベート。

女帝マリアテレジアは彼女の娘であり

ルイ16世の妃となったマリーアントワネットはその孫だ。

この家系を見てみなければ

ここウィーンは語れない。

 

一番初めに見ておくんだった・・・

 

ハプスブルグ家の王宮は

大きい、凄いというより

その頃の貴族たちの生活感が見える。

もちろん、もろもろ驚きと発見はあるのだけれど

それ以上に生活を感じられるのはオモシロイ。

豪華絢爛は、はっきり言って

『チャウシェスクの館』にかなうものはないと思っている。

 

ドーン!ハプスブルグ家ばんざい

さあさあ王宮に入りますよ

ちょっと待って―、置いてかないで―

 

銀器コレクションにいたっては

多くの権力者の手を渡ったものなど

大変興味深い。

 

超ゴージャスです

シンプルですがロイヤルです

時代により装飾が違うのです

こいつで説明を聞くのです

 

そして、ここではフランツヨーゼフ1世の妃エリザベートの博物館

シシィミュージアムも外せない。

 

美貌をもったシシィ(エリザベート妃のあだな)。

その美を追い続けた生活も

この博物館ではのぞくことができる。

皇帝の妃となった不条理な生活・・・

息子の自殺・・・

そして暗殺・・・

 

『なにもあるがなにもない』

 

シシィという人物を初めてじっくりと見た。

ハプスブルグ家を初めてじっくとり見た。

   

 

お金が何かを生むというわけでも

権力が自由を生むというわけでも

ないんだね。

 

text by kzm

2件の返信

  1. いちじん より:

    ウィーンの歴史も盛りだくさんだね。
    エリザべートのシシィ博物館はチェックしました。
    時代的には江戸末期の人なんですね。

    ここの王宮礼拝堂へ
    ウィーン少年合唱団の声を
    聴きに行く予定はしていました。

    • chiliboy より:

      ウィーン少年合唱団!

      チケットの問題と時期で
      聴きに行くことができなかったんですよ。

      行けるといいですね。

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