DE CAMPAGNE QUICHE A LA MAIN

DE CAMPAGNE QUICHE A LA MAIN

WHAT’S UP?
パリ ⇒ 3時間 ⇒ アンポワーズ ⇒ シュノーソー ⇒ 3時間 ⇒ パリ ⇒ キッシュ
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[2011.01.22~2011.02.16 フランス パリ]

 

 毎週末、ボクらと遊んでくれる優しい女性がいる。

京女(きょうおんな)イクミさんだ。

 

稀に見ぬ行動力を持ち

その中に品がある

まさに京女。

 

人を笑顔にさせる雰囲気を持っているカワイイ京女と

カワイちゃんとボクらで

パリから少し離れたロワール地方に車でドライブ。

 

いや~、車は素晴らしい。

フランスの田舎を・・・窓から見る景色は・・・なんて思う間もなく

後部座席のボクらは熟睡してしまった。

3時間のワープ。

目覚めるとそこは城だった。

 

城といえばドイツと思うのが普通だろう。

ボクらもそうだった。

しかし、ドイツでは天候の悪さから城に行くことはなかったので

今回のロワール城めぐりは最高のツアーだ!

 

ロワールにはたくさんの城がある。

ここからはボクの仮設だが

そもそもこの辺りの城は、

時の将軍が自分のチョメチョメ&リゾートのために

建てたのではないかと思っている。

 

「今日はあの娘に会いたいなー、明日はあの娘・・・」

 

といった具合。

言わばロワールはラブホテル街・・・いや、ラブキャッスル群とでもいうのが正!

(まったくの仮設です。ご注意ください)

 

最初に訪れたのはアンポワーズ城。

幾人ものヴァロア朝の国王がこの城の主となった。

その内のひとりフランソワ1世はレオナルド・ダ・ビンチを呼び寄せ

この近くに住んでいたことでも有名である。

また彼の墓もこの城の敷地内にあり

今でもひっそりと眠っている。

 

アンポワーズ城

 

ふたつ目は、水の上に建つ珍しい城、シュノンソー城である。

陽も沈み始めたせいか、少し肌寒い。

この城の醍醐味は『緑の書斎』からの眺めではないだろうか。

眼下に流れる川の流れに、この城に住む女性たちの思いが流されたに違いない。

 

シュノンソー城へ

この窓からの眺めはとても素敵なんですよ

見応えがある城内

 

ここは庭も素晴らしい。

小さいながらも手入れをされた2種類の庭がある。

ひとつは本妻のための、もうひとつは妾のための庭。

 

30代をこえている者の行動

シュノンソー城

 

夕陽が映る城の眺めは心にしみる景色となる。

彼女たちも、それぞれの庭からそれぞれの景色を

ひとりで見たにちがいない。。。

 

 

 

フランスの田舎町を車でドライブする。

パリとは違うゆっくりとした時間が流れる場所。

ボクらは家にもどり、心優しい京女がつくる手作りキッシュを囲み

フランスの田舎気分をマルっと1日夜遅くまで

満喫したのであった。

  

text by kzm

2件の返信

  1. いちじん より:

    パリの南西方向のトゥールへ
    行ったのですか。
    古城がたくさんあって
    良いところですね。

    わたし達がパリに行った時は
    やはり車で
    パリの東方、ランス方面に行きました。
    ぶどう畑がたくさんあり
    シャンパンセラーを見学してきました。

    • chiliboy より:

      城って素敵ですね。

      海外の城をみていると
      日本の城がもっともっと見たくなりました。

      日本の歴史をもう一度ふりかえってみるのも
      楽しいでしょうね。

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