AFRICAN SOUL SHOUT

AFRICAN SOUL SHOUT

WHAT’S UP?
プロテスタント? 早朝ミサ
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[2011.02.22~2011.03.02 ケニア ナイロビ]

 

アフリカの宗教はキリスト教が多く

その他にイスラム教、ヒンズー教、伝統宗教が存在しる。

 

その中でもアフリカ独自のキリスト教プロテスタントであろうか

早朝からマイクでシャウトしているデカイ声が

ボクをベットから飛び起こさせた。

 

宿のスタッフに尋ねると、このシャウトは彼らなりの“ミサ”だという。

眠気眼で、その声のする方へ走っていった。

 

何なんだいったい・・・

何なんだ朝っぱらから・・・

こんなミサっていったい・・・

 

そこは汚いビルの4階で木製の椅子が何列も並び

正面のステージには、教壇とマイクスタンド。

そのマイクスタンドからマイクを取り、

それを右手に握りしめ、

神父とよばれる男は唾を飛ばしながら

左手を大げさに広げながら大声でシャウトし始めた。

 

信者の方々は椅子には座らず

神父のシャウトに相槌を打ちながら

「YES!」といい、リズムに乗っている。

 

そう、リズムに乗っているのだ。

 

この神父のシャウトにはリズムがある。

そして何を言っているのか分からないが

音的に“韻”をふんでいるようにも思える。

 

豪音を肌で感じると、冷汗がでてきた。

しかし、その先に感じたのは力強い説得力だ。

 

 

『生半可な優しさなんか何にもならない。

必要なのは自分が今生きているという証!

神はどこにでもいる。

神はいつも見ている。

そして私たちは家族だ!

誰もがうらやむ私たちは家族だ!

さあ、行こう、生きて行こう。

ハレルヤ・・・さあ、今日も生きて行こう』

 

 

ボクにはこんな解釈を思わせる力強さを感じる

朝となった。

 

きれいなポスターだが、内容はもっと泥臭い

 

text by kzm

2件の返信

  1. いちじん より:

    わたし達がケニアに行った時は
    ナイロビには宿泊しないで
    飛行場から直ぐに
    ナクル湖へ向かいました。

    治安が悪いというので
    ナイロビの町の中には
    行きませんでした。

    • chiliboy より:

      ここ数年で治安は変わってきたようです。
      それでも夜や奥地はかなりドキドキものです。
      さらに人をだます輩は結構います。
      表面的に優しい人も多いので警戒しがちですが
      本当にいい人もいるのは確かです。

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