FLY INTO THE RAGE

FLY INTO THE RAGE

アップをひとつ忘れていたので今更アップ。
『GRACEFUL MADAM』の前

WHAT’S UP?
バイクレンタル ⇒ チェス ⇒ [寝台バス:8時間半] ⇒ ホーチミン・・・の外れのバス停
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ホーチミン行きは午後八時発。

昼の11時にホテルのチェックアウトを済ませ、バイクレンタルをする。

バイクレンタル

ニャチャンは海の街だ。

波を横目に走ればキレイなブレイクが見れるかもしれない。

一日60000ドン。知らない街を約60キロほど走る。

穏やかな漁村

漁村がいくつもあり、漁師が仕掛け作りに勤しんでいる。

くるぶしサイズの小波だけ

・・・波はない。

 

最近は、二人でダラダラとチェスをやることが多い。

木陰でまったりチェスをやる。

最近のまったり必需品

喉がかわけば路肩にフレッシュジューススタンドが選ぶほどある。

英語が全く通じないおばちゃんでも、

ジェスチャー次第で美味しいジュースを安く飲める。

ジューススタンドのおばちゃん

今日は、オマケのココナッツ団子とコーヒーゼリーをもらった。

笑顔でくれるそれは、優しい甘みだった。

 

八時、ホーチミン行きのバスが出る。

経験上、バスの最後部の上下は

五人が横並びにビッチリくっついて寝るので、外したい。

なので、運転手よりのポジションをキープ。

するってーと・・・・・・べトナム人運転手が言いやがるわけですよ。

 

べトナム語で『オマエラ1番ウシロイケ!』的な。

 

こっちは『ここがいい!』と主張するも、全く聞き入れない。

周りはべトナム人しか乗ってない・・・最後部上段に移動。

五人用シートにボクらを含めた四人がゴロンとしている。

 

真ん中のシートを残し、バスは発車した。

二時間後、バスに数人乗り込んできた。

一人の女性が最後部に追いやられてきた。

バスの運転手がボクを起こす。

頭ごなしに怒鳴りながらべトナム語で

『オマエラ真中二ズレロ! コノ女性ガハシニネル!』

的なことを言っている。

 

・・・ムッッッキーーー!

 

ふっざけんな! べ・ト・ナ・ム!

こっちはこっちで、席を変えられ、チケットミスもされ、

しまいにべトナム語のわからない外国人のボクたちにわざわざシートの変更をしろだ?

あー、 もー、 耐えられん!

『さっきはシート譲っただろーが!べトナム語で言われてもわかんねえよ!

オレの隣りにべトナム語わかるやつらがいるだろが!

そいつらにも同じこと言えよ。

それか、その女性が真ん中に寝ればいいだろ!』

と日本語で怒鳴り散らした。

最後部の状況・・・

バスの乗客みな起床。

怒りが通じたのか、あきらめたのか、

女性は真ん中に追いやられ、車内の電気は消えた。

真っ暗な車内に女性の独り言のグチが響き渡る。

 

『ワタシ女ナノニサ、一人ナノニサ、

ハァー、モオヤダヤダ、ヤダヤダヤダヤダ!』みたいな。

 

すると再び車内は明るくなり、運転手が最後部にやってきた。

女がグチをこぼす。ボクらは怒りのふて寝。

運転手はボクらとは逆のべトナム人に話をしている。

彼らも同じく『フザケンナ! 何デ、カワラナキャナンダインダヨ!』と言っているようだ。

10分後、彼らが渋々シートを移動した。

その後、女の独り言の真似をしている。

 

ボクら二人は、いい加減べトナム人が嫌いになってきた。

こんな国は早く出て行きたいとまで。。。

英語で物を売りに来て断れば必ず最後にべトナム語で捨て台詞を残す。

すべてにおいてぼったくり精神。

観光客を受け入れたいのか受け入れたくないのか、イマイチわからん。

もちろん相手側の意見もあるだろうが。

 

窮屈な五人並びのシートで熟睡も出来ず

早朝四時半まだ真っ暗なホーチミン外れのバスステーションに

ボクらは落とされた…

 

text by kzm

4件の返信

  1. ウシジマ より:

    ドラえもんバッグほしい

  2. Loco より:

    lol
    It’s the worst Vietnamese.
    Uhihihi…

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