JUMP FESTIVAL
WHAT’S UP?
マサイ族と一緒に
—————————————————————————————————-
[2011.02.22~2011.03.02 ケニア マサイマラ国立公園]
マサイマラ国立公園の“マサイ”は
マサイ族のことである。
この辺りでマサイ族は生活している。
ツアーの一環で彼らの村におじゃますることができた。
入村料で1,000シリング(1,000円)の支払いが必要なんですけども・・・
マサイ村の入口は動物の侵入を防ぐため
トゲのある木の枝で囲まれている。
アナログながら確かな壁となっている。
村内は、土と牛のウンコだらけで臭いもすごい。
100%ウンコを避けて通ることはできない。
そして、土とワラとウンコできた家が並ぶ。
この村では牛のウンコは貴重な資源なのだ。
平屋建ての2DKには、大人の寝室、子供の寝室、調理場、家畜部屋があり
この中で火を焚き、食事もつくっている。
煙の逃げ道など上手にできている。
村の男は15歳になるとライオンを殺しに行くという。
勝利を得ることで成人として認められるそうだ。
そして妻をめとる時は、牛が必要になるらしい。
マサイ族は妻を何人でもめとれるのだが
この牛がネックのようだ。
牛10頭で1人の妻をめとる。
つまり牛100頭で10人の妻をめとれる計算だ。
マサイ族といえば、うえに高く跳ぶダンスが有名だが
このジャンプで最も高く跳んだものには
なぁ~んと『牛5頭で妻をめとれる!』ディスカウントシステムがあるそうだ。
そりゃ、みなさん頑張って跳びますよ。
牛10頭で2人の妻がめとれるんですから。
ボクも彼らと一緒に跳んでみたけれど
その着地点が生々しくやわらかい“ウンコ”なもんだから
ちょっとばかり気が滅入るわけですよ、ハイ。
<マサイ族ダイジェスト>

逃げ場のない部屋の中で、マサイがしとめたらしい『ライオンの歯』のアクセサリーをすすめてくるのが毎度のことのよう
text by kzm