HAKUNA MATATA

WHAT’S UP?
港 ⇒ おんぼろ船[ 5時間 ] ⇒ 入国審査あり ⇒ ザンジバル島 ⇒ フラミンゴG.H.
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[2011.03.02~2011.03.10 タンザニア ザンジバル島]
『ハクナマタータ!』・・・この言葉がキライだ。
「大丈夫大丈夫、全く問題ない!」
インド人がどんな時でも使う『ノープロブレム!』と一緒。
大概、問題のあるとても腹黒い人間が使う言葉『ハクナマタータ!』。
アフリカに入ってうざいほど耳にしているスワヒリ語だ。
初めは響きのいい言葉だと思っていたけれど
この言葉を連呼する人間はみな腹黒いものばかりだった。
この言葉を聞いたら要注意である。
ザンジバル島・・・どこかで聞いたことがある島の名前。
タンザニアのリゾートアイランドだったようなそんな記憶。
一昔前、ザンジバル島はアフリカ人奴隷を監禁し、海外へ売り飛ばす
そんな場所だったという。
ダルエスサラームの港から低速船で4時間ほどで島に着くらしい。
ボクらはひとけの多い朝方から港に向かった。
港に着くと聞こえてきたあの言葉・・・・・・
「うちのチケットは安いよ、ハクナマタータ!」
「あいつはダメだ、俺に任せろ、ハクナマタータ!」
こちらが何を言おうと、ずっと後を着いてくる。
非常に、ひじょーーーーに、うざい!
こいつらのしつこさは尋常じゃない。
彼ら(特に資格なんてものはない)は、船会社に客を紹介すれば手数料がはいるので
客を見つけたら絶対に離れない。
そして客の取り合いでケンカにもなる。
そんな彼らから逃げるように
『船に乗るならフライングホース社で片道US20ドルが最安!』という
広告に引き寄せられチケットを購入。
金魚のフンのようについてきたタンザニア人は
結局、ボクらが買った窓口に押し寄せ
「俺がこいつらを連れて来たんだ!」
「違う違うこいつじゃない、俺が連れて来たんだ!」
と紹介料をせしめようと口論になっていた。

港に到着。多くの船が出入りしている。

ハクナマタータ!といいながら近づいてくるタンザニア人

白いシャツのが特にしつこい!右にいる緑のシャツのも離れようとしない。ずっとついてくる
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兎に角ここで最安のチケットを購入(実際はUS25ドル以下のチケットを販売している会社は他にもあると思う)

船がでるまで街を散歩し安い瓶のコーラでのどを潤し

昼ごはん用にモチモチの焼きトウモロコシを購入

ストリートコーヒー屋さんのコーヒーを飲み

タンザニアはコーヒーがうまいと実感するも、実はどの店もストリートコーヒーもみな粉コーヒーだと驚き、しかし美味しくて安いから何杯でも飲んでしまい
乗船時間が近づいたので港に足を運ぶと見覚えのある船が停まっていた。
東京は竹芝桟橋から伊豆七島へ出港している船『シーガル』。
アフリカには日本のいたる中古車、中古船などが再利用されているようだ。
それも最前線のスペシャルカー、スペシャルシップとして。
『シーガル』がボクらの船かと思いきや、US25ドルでは
このスペシャルシップには乗れないらしい。
隣りに停泊しているかな~りおんぼろな船に通された。
乗船しているのは地元民とバックパッカーが数人。
シーガルにはお金持ち風観光客が乗っている。
まあ、汚かろうが、遅かろうが
到着してくれればそれでよし!
まあ、気楽に行きますよ。

見覚えのある船をみつけるも、これには乗れず

見た目以上におんぼろなこっちに乗船

中は地元民であふれ

船が変な動きをしているとみんなで「何だ!何だ!」と騒ぎ出し

マサイの若者も乗船していたり

海はやっぱりきれいで
遅れること5時間・・・・・・
ザンジバル島に到着。
そして彼らがやってくるのだ。
「宿はきまっていなんだろ?俺にまかせろハクナマタータ!」
「日本人だろ?日本人が集まる宿に連れてくぜハクナマタータ!」
あ-----------いい加減にどっかに行ってくれ!!!

しっかり遅れてザンジバル島に到着し

ここはタンザニアだけど、パスポートチェックがあったり

島に到着するといたるところから「ハクナマタータ!」が近づいてくるわけです

フラミンゴG.H.到着したとたん、「ハクナマタータ!」の疲れがでるわけで
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ビバっ!あ~fu 理科!