THANKS YOUR GUIDE

WHAT’S UP?
アルトナ駅　⇒　マーケット街　⇒　レーパーバーン　⇒　ハンブルク港　⇒　ハンブルク中央駅
⇒　聖ニコライ教会廃墟　⇒　聖ミヒャエル教会　⇒　オールド・コマーシャル・ルーム
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[2011.01.04~2011.01.10　ドイツ　ハンブルク]

　

得体のしれないウィルスから

ボクの体が復活傾向にあるので

たまには外にでてみよう！と

せっかくだから観光しよう！ということになった。

　

今回のツアーガイドは

方向音痴お嫁ちゃん。

　

ボクがしっかり寝込んでいる最中に

何度も冒険を繰り返し

この辺りをリサーチしていたらしい。

　

お嫁ちゃんのおしりを眺めながら

天気の良いハンブルクを散歩である。

　

　

宿の近くの通りは野菜売りが並び

ハンブルクの奥様方がお買い物に勤しむ。

そこを抜けると風俗街レーパーバーン。

ここは昼間でも呼び込みのおばちゃんが頑張っている。

そしてこの通りにはビートルズが訪れていたらしく

ビートルズのオブジェも設置されている。

これは、とても、何というか、ダメである。

風俗街を抜け少し南に下ると港が見えてくる。

これはいい。

特に太陽がでていると格別にいい。

魚の水揚げがないのか

港特有の魚臭さはない。

そのまま港沿いを東に歩くと倉庫街が見えてくる。

まあ、立派なレンガ造りの倉庫が並んでいるが

ボクは小樽の方が好きだ。

それからキレイに並んだ四角い窓が目立つ街中を北上すると

ハンブルク中央駅に到着。

ボクらが最初に降り立ったドイツの駅だ。

繁華街を抜け廃墟となった聖ニコライ教会を通り過ぎると

聖ミヒャエル教会むかいのレストラン

『オールド・コマーシャル・ルーム』に到着した。

昼飯にと考えていたが結構な夕方になってしまった。

　

　

ここには、ドイツ料理というかハンブルク料理に出会いにきた。

ハンブルク料理っていったい何？

漁師街だから魚？

いやいやもっとダイナミックな料理なんですよ。

名前は『ラプスカウス』。

　

マッシュポテトにコーンビーフと玉ねぎをミックスし

ぺたーっとのばして皿に盛り

その上に目玉焼きを2個のせたら・・・

　

完成☆

　

あれ？これ？ハンブルク料理っていうの？

そもそもこれを地元料理の代表っていうの？？？

な外見である。

　

味は・・・

いたってコーンビーフとジャガイモであり

のどに優しく入っていく。

美味しいですよ、うん美味しい。

でも、これは・・・ねぇ。

うん。

高校が寮生活だったもんで

コーンビーフをマヨネーズと和えて七味をふって

トースターで焼いて

トースターの窓からコーンビーフがちょっと焦げるくらいを

じっと待ちながら生唾を飲むんですが

これが実にうまい。

というかそれくらいコーンビーフが身近にあったものだから

なんというかレストラン的にというか

もうちょっとコーンビーフ頑張ってもいいんじゃないかと。

それに1人前にしては量も多いんじゃないかと。

もうひとつ頼んだ魚料理は本当に絶品だよ。

特にマスタードソースが最高だ。

魚も3種類ものっている。

それぞれ味が違い楽しい。

あれ？お隣さんのドイツ人カップルが『ラプスカウス』を1人1皿食べてる！！！

ってことはやっぱりここでしか食べられない

スペシャルな料理なんだろうな～

というか昔ながらを変えない素敵な料理なんだろうな～

　

　

ごちそうさまでした。

暗くなった帰り道、

あの風俗街を通って帰ると

街はとても活気にあふれていた。

　

　

　

お嫁ちゃん今日1日マルっとガイドしてもらったのに

途中でケンカになってしまいましたね。

『ラプスカウス』をふたりで分け合って食べたら

また仲の良いふたりにもどれたので

味と外見はおいといて

ふたりの大切なドイツ料理に任命しましょうか。

　

ね。

　

text by kzm