A.B.C. TREK #3
WHAT’S UP?
チョムロン ⇒ バンブー ⇒ ドバン ⇒ ヒマラヤホテル
—————————————————————————————————-
10月26日(火) 晴天
体も徐々に山に慣れてきたんではなかろうか。
ただ、登山の筋肉とアキレス腱がちょいちょい悲鳴をあげている。
そして景色を楽しむ以上に山道には『特大のウンコ』が道をふさいでいるので
下を見ずに歩くことはできない。
『生!(したてホヤホヤの生々しいウンコ)』
『ミディアム!(表面はかさかさ、中はトロっとウンコ)』
『ドライ!(かっさかさの乾燥ウンコ)』
ウンコレーダーを常に働かせながら歩き、先頭に立つ方が声をかける。
これにより後方を歩く方も無事危険を避けることができる。
雇われのガイドもこれくらいはやるべきじゃないだろうか。
やってほしいと思っている顧客もいるんじゃないだろうか・・・
なんてね。
>5:30
本日は大移動なため超早朝起床
そろそろ体も高度に慣れてきたころだろう。
>7:00
朝食をすませチョムロンを出発
今日も残念なことに長い下りからはじまる。

なにか企んどりますな

長い下り階段

続いて長い上り階段

ただひたすら、ひたすら上り

バンブーは遠い・・・まったく見えない

ぜんぜん着かない・・・着く気がしない・・・
>11:15
やっと着いたバンブー(標高2490m)にて
Tee&ランチタイム
本当に遠かった・・・途中、『着かないんじゃないか?』とさえ・・・

ようやくバンブー着!休憩!!

足が・・・変になりそうだ
>13:15
ドバン(標高2600m)でボイルフィルターウォーターを2L補給
実はこのトレッキングで一番気にしているのが水分補給。
以前、富士山登山で高山病になているボク。
その回避方法のひとつとして『マメな水分補給!』を教わった。
『山では自分が思っている以上に体内の水分が外に出ていってしまい
脱水症状や熱射病にもかかりやすく、またそれが原因で高山病にもなりやすくなる。
だから水分はマメにとるようにすること!』
以前、口を甘ずっぱくして語ってくれたことを肝に命じている。

目指せヒマラヤホテル!
>14:30
ヒマラヤホテルエリアは部屋数が少ないため、早い者勝ちになる。
この辺りから客のガイドやポーターが宿取りに先回りしてくる。
アウェーだろうと負けられん!
地元民とのラリーが始まる。

ガイド、ポーターたちとラリーが始まる!!!
>15:00
ヒマラヤホテル(標高2873m)到着
背後にせまった輩に抜かれるでもなく無事部屋をゲット!
この標高で走るのはかなりきつかったぁ。

ヒマラヤホテル到着!!!
>17:00
外が寒くなるのも早くなった。
日が落ちたらみなダウンジャケットを着ている。
夕食は体があたたまるものをチョイス。
メニューは依然多いのでかなりビックリだ。

日が隠れると外は結構寒い
>19:00
空がすんでいて天の川がキレイに見える。
歯磨きをしながら星をみていると思わず天にすいこまれそうな気がした。
今日はよく頑張った・・・
就寝
text by kzm