DULL JOKE

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WHAT’S UP?
トルコ式 ⇒ 世界三大料理 ⇒ ウンコ
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トルコ式ってよく聞くけど、何がトルコ式なんだろうか。

『ターキッシュスタイル!』英語で言えばそんなとこか。

でもそれって、ただのマネごとじゃないのかな?

 

トルコ料理は、世界三大料理にあげられると

日本のメディアが位置づけているが、

果たしてそうかな?

 

 

 

 

ボクらは朝からイスタンブールを探検する。

幸いボクらの宿がある旧市街から有名モスクも近く、

城跡のミュージアムも近い。大きなバザールもある。

少し歩けば新市街(相変わらず貧相な例えだが恵比寿的な通りがある)も行ける。

新市街はこの釣り場を越えて向こう

 

時間になればモスクのスピーカーから

『アラーは、一つ。アラーは、偉大・・・』と説法のような言葉が流れるも

街中は止まらず、人々は動いている。

そして物価も高い。

イスタンブールは大都会だ。

 

観光客が集まるスルタンアフメット地区では、

英語を話す人よりも日本語をたくみに操るトルコ人によく会う。

彼らは大概日本の六本木か恵比須あたりで働いていたと言い

今はトルコでカーペットを売っている。

アップルティーをすすめ、日本が好きだと話し

トルコの観光なら任せろと話を盛り上げ

カーペットを売りつけてくる。

日本語が話せるトルコ人の80%はカーペット屋さんで

残りは旅行代理店だ。

逆にいまどき日本人に売りつけでも・・・と思うが。

トルコの中でも日本語を話すトルコ人の質の悪さは問題になっているようだ。

彼は日本語がうまいノーマルのトルコ人(珍しい)

 

世界を歩いている中で

「ニーハオ」とか「アニョハセヨ~」とか言われると

正直ムカッとするが、

「元気ですか~?日本のどこから来たんですか~?」と

毎回言われると・・・疲れる。

イスタンブールはこれが非常に疲れる。

 

ドバイから来たせいか、トルコは寒い。

Tシャツから一気にフリース生活だ。

でも、購買意欲もわくってもんで、ウィンドウショッピングが楽しい。

街中、ショップやレストランが並んでいる。

トルコのレストランは、第一印象から美味そうだ。

チーズがとろけている。トマトの旨味が目に見える。

また、キョフテなる肉棒が美味そうな主張をしている。

 

トルコと言えばケバブ、ケバブと言えば回転している肉のかたまりから

長いナイフで削ぎ落とされたそれを

野菜と一緒にラップして食べる・・・思っていたが

トルコのいろんな料理に“ケバブ”という文字が使われている。

煮込みだったり、肉料理だったり。

みなさん御存じのケバブ

 

そして魚料理も目立つ。

サバフライだったり、ムール貝だったり。

そしてパンが最高にうまい。

でも毎日毎食パンだ。

確かに食文化は豊富ではある。

パンは本当にうますぎると思う

 

味は・・・まあ美味い。

食べたことのある味だが、正直塩っ辛い!

絶対に塩が多すぎる!

出てきた料理にさらに塩をふる奴らもいる。

みんな病気になっちゃうぜ、ホントに。

 

その中でも美味いのが“ピデ”なるピザだ。

味はまるっきりピザなんだが、これがターキッシュスタイル。

ピザではなく“ピデ”だ。

生地の薄さからしてボクらは“ピデ”を気に入った。

チーズとトマトとハラペーニョのピデは最高だと思う。

まあピザなんだが。

 

あとは、海辺を歩くとサバを焼いているあの素晴らしい香りに遭遇する。

日本人だけじゃなくトルコ人もこの香りが好きだとしたら・・・

仲良くなれる気がする。

サバがいい香りなんだこれが

 

トルコに入ってボクらの胃袋は毎日満たされている。

朝食はバケットとチーズとオリーブとゆで卵。

昼はバケットないし小麦粉をこねて円状に広げて焼いた生地で

ラム肉のケバブを生野菜と一緒にラップしたもの。

夜は肉とトマトと豆の煮込み料理・・・。

塩が少しキツイが“塩抜き”といっておくと丁度良い塩梅だ。

 

 

が、だがですよ。

 

 

結構、あきるんじゃないかなぁ~。

贅沢な悩みかな~。

バリエーションに富んでないわけでもないが

味も上手いんだけど・・・

 

何かを欲している気がするんだよなぁ~

アジアなのかなぁ~

欲しいのはアジアな味なのかなぁ~

 

ターキッシュスタイルと言われても

まあ作れそうな味だし

世界三大料理と言われても驚くほどでもない。

 

でも、美味いよ(塩は調整)。

 

で、食べたら出るですよ。

トルコ式トイレ・・・って言われても都会は洋式水洗がメイン。

でも、モスクのトイレなどではまだまだ存在するターキッシュスタイルトイレ。

まあ、インドやネパールと一緒で

トイレットペーパーもなく和式のように座り込んでdoする・・・

 

でも1つだけ違うことが!

 

それは出切った奴らを流す小さなバケツがないことが時々ある。

入り口で金を取るくせに

悲しい現実に落とされるなんてこともしばしば。

そんな時は、サヨナラするしかない。

 

ターキッシュスタイルトイレ・・・実に不便なスタイル。

先進国にきても不便さは変わらない。

というか、発展途上国ではなじんでいたことが

ここではとても気になってくる。

 

洋式であってもウンコを拭いたペーパーを

ちっちゃなゴミ箱に入れとけと言うが

満パンで入らないじゃないですか!流しちゃっていいですか!!

と思うわけですよ。

そもそも、水に溶けるトイレットペーパーの意義は

全くなくなってるじゃないですか!

  

日本のように全てを流してくれるシステムに

改めて感謝である。

 

『すべてを水に流そう・・・』

これは、日本だけの言葉だな、と実感(お嫁)

 

御後がよろしいようで。。。

 

text by kzm

2件の返信

  1. いちじん より:

    トルコというと
    歌「異邦人」を思い浮かびます。
    少し前、ラジオで(テレビかな?)
    あの歌を作った久保田早紀が
    中央線の電車の中で詩とメロディーが
    浮かんだと話していました。

    わたしは、歌の如く
    中東を旅して作ったものと
    ばかり思っていましたので
    以外でした。

    異邦人であっても
    二人だから心強いですよね。

    • chiliboy より:

      「異邦人」しみますね~
      http://www.youtube.com/watch?v=JACh1ET0paQ

      ボクは逆に中央線の話を聞いて
      中野、高円寺を思い出します。
      そして安い居酒屋を思い出します。

      あ~、焼き鳥・・・
      あ~、あかちょうちん・・・

      日本にも心にしみる文化があるのですね。

      素敵な選曲ありがとうございます。

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