WITHOUT DOUGHNUT

WITHOUT DOUGHNUT

WHAT’S UP?
市内バス ⇒ 中距離バス二時間半 ⇒ リラ修道院
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ブルガリアを代表するものに『リラ修道院』がある。

 

遅めの朝。

ソフィア中心地から少し離れたバスターミナルから

一日一本だけのバスに乗り込む。

 

早朝の売店。お店の人がお客の足元の高さで物を売る。どこに人がいるかわかるかな?

まずは市バスでバスターミナルへ(切符を買いましたよ!)

中距離バスの切符を購入

一日一本のバスに乗り込む

オフシーズンはこんなもんですね

 

二時間半バスに揺られると山奥の小さな村に着く。

そこが『リラ修道院』だ。

 

リラ修道院に到着

 

正門をくぐり抜けると、右前に教会がある。

周りは宿舎や厨房などで囲まれている。

三階建てのそれらを見上げ、ぐるり一周してみると気づく。

そう、ここは自然の中にある森に囲まれた教会。

空気も澄んでいて音も静か。

空を飛んでいる鳥たちは

のびのびと羽根を大きく広げているようにも思える。

 

これが修道院?

敷地内の教会

 

教会の壁面にはイエスにまつわる絵画が描かれている。

重い扉を開け、中へ。

天井は高く、光は少なく、音はない。

足音が優しく響き、正面には神聖な祭壇?が見える。

 

ある者は静かに椅子に座り、

ある者は膝をつき、

ある者は瞳を閉じる。

 

今までの寺院やモスクの見学と違い、

観光客の多くがキリスト教徒であるということなのだろう。

 

壁画にはキリストストーリーが

中央の方だけ後光が▲!

キリストの後光の●にだけ文字が

ここの祭壇?は深い・・・差し込む光が神々しい

黒い方々が院内を管理されている

5番部屋のカギ穴

 

そして、リラ修道院にはとっても重要な

巨大な木製の十字架『ラファイルの十字架』が保管されている。

作者ラファイル僧が視力を失うまで彫り続けた十字架である。

細かく表現された104の宗教的な場面と、

650人ともいわれている人物を彫りこんでいるこれは

まるで他を圧倒している。

思念の重みを感じる。

残念だが撮影禁止だ。

ボクらの瞳に残しておこう。

 

修道院を抜け、門を見上げると・・・

三角お目目がこっちを見ていた。

 

こ・・・これは!

 

 

 

 

 

 

  

 

リラ修道院は山の中に建っている。

夏も冬も音の静かな山奥だ。

ここは、歴史的にも文化的にもボクらをひきつける修道院であった。

ただひとつ、

村の名物『揚げドーナツ』の味を除いてはね。

 

あれ?お笑い芸人さん?(村人)

 

text by kzm

2件の返信

  1. いちじん より:

    今晩は
    今、日本では紅白歌合戦の真っ最中です。
    もうすぐ、2010年が終えようとしていますが
    そちらは、まだ余裕がありますよね。

    30日にソロバキアからの
    greeting cardが届きました。
    ありがとうございました。
    嬉しかったです。

    さて、揚げドーナツは
    あまり甘くなかったのかな?

    来年がお二人にとって
    良い年でありますように・・・

    • chiliboy より:

      味はご想像にお任せします。
      とにかく油ギトギトだったとお知らせします。

      久しぶりに“胃もたれ”というやつを
      感じました。
       
       
      いちじんさん、けいこさんにとっても
      素敵な年でありますように!

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