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WHAT’S UP?
ホイアン ⇒ [寝台バス:10時間] ⇒ ニャチャン ⇒ ビーチ&トラブル
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ホイアンからニャチャンまでは、バスで10時間。

なんだか南下するにつれ、バスのグレードが下がってきて

サービスも適当になってきたような・・・

 

寝台バスの最後尾の下は、最悪のポジションだ。

まず・・・狭い。

5人が鮨詰め状態で詰め込まれる。

今回は隣りに西洋人3人が来たもんだから

鮨の飯が大盛りってもんだ。

さらに・・・すんごい暑い!

だってエンジンの真上だし。

ドライバーの運転が荒いからエンジンがあっつ熱だっ。

二度とあんな場所には追いやられたくないものだ。

 

寝不足のままバスは海の街ニャチャンに到着した。

到着が・・・朝の6時。

店やホテルがやってるわけ・・・なくもない。

安宿街は頑張るねー。

客引き、バイクタクシー、頑張るねぇ・・・。

寝不足の眠気眼には誘惑がいっぱいだよ。

 

でも、歩いて探すボクたち。

やっぱり少しでも歩かないと

その土地に馴染んでいけないからね。

で、見つけたのが一泊7ドルの部屋(TMゲストハウス)。

この辺りでは最安値じゃないかな。

そのかわりベットの周りに

アリンコがすごくいっぱいいるけど。

店の人に殺虫剤を借りて、部屋にまいてみるとビックリ!

きれいさっぱりいなくなり

巣穴近辺に無数のアリンコがお亡くなりしになっていた。

さあ、海だ!!

波はあるかな~。

サーフボードのレンタルやってるかな~、

なんて思いながら朝7時から海へ向かうと

路肩にはダイビングショップが並ぶ。

ここニャチャンは近くに小さな島をいくつも持ち

ダイビングスポットが多数あるという。

サーフショップは・・・見当たらなかった。

早朝なのにビーチにはたくさんの人がいる。

そして海にはいっている。

波はなく穏やかで、水はそれなりにキレイ。

今日一日、ビーチにいようと決めたのは

部屋にいるアリンコの存在だった。

あの密集が・・・嫌いだ。

 

お嫁ちゃんは、

ヤシで作られた日除けパラソルの下で

ビーチチェアーに横たわり

窮屈だったバスから解放され熟睡モードだ。

ニャチャンには2泊のつもりだったが

街並みを見渡す限り楽しみが少なそうなので

一日海で眠り翌日に出発しようと決めた。

 

お嫁ちゃん一人をビーチに残し

バスのブッキングへ向かう。

次の目的地は、ベトナム人がこぞって行くというダラットという街。

ダラットはベトナムの避暑地として有名な場所。

ここに住みつく芸術家もいるとか。

バスオフィスに着き

ブッキングの手配をすると・・・問題発生。

ダラットに行く場合、ホーチミンには行けないという。

ダラットか、ホーチミンかどちらかだという。

 

・・・ふざけんなー!!!!!

このチケットはダラットの後、

ホーチミンに行けると購入時に言ってたんだ!!

それに記述もだった!!

え、ホイアンからのブッキングシートに書いてあるだ???

じゃあ、ホイアンのオフィスに電話だ!

話をさせろー!

・・・もしもし!かくかくしかじかだといってるけどどうなんだ?

そっちの処理ミスだろ?

え?1人10ドル追加で両方行ってやるだって???

10ドルなんて払うわけないだろ!

そっちのミスなんだからなんとかしろよ!

 

このやり取りを30分。

周りはすべてベトナム人。

はぁ~、ベトナムが悪いか、ベトナム人が悪いのか

ボクの判断が悪いのか・・・

ホーチミン行きを決めた。

最後は、こちらから握手をもとめ終結を表した。

 

もう、海でふて寝だ。

 

text by kzm