ACCEPT A GREAT INVITATION

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WHAT’S UP?
カトマンドゥの銀座 ⇒ 『友愛(ゆうあい)』 ⇒ イスワル家 ⇒ ティハール
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ベッドからトイレが丸見えな宿

 

そういえば、カトマンドゥには・・・・・・ウンコが落ちていない。

これはかなり革命的な出来事だ。

つまり『都会』ということだろうか。

 

この都会に銀座通りと呼ばれる場所がある。

旧王宮から真っ直ぐに伸びた道に、

まあ名のしれたブランドというかメーカーというかが並ぶ。

 

その一画の古びた建物の3階に按摩『友愛(ゆうあい)』がある。

ここは、親父が10年前に訪れた場所でもある。

『友愛(ゆうあい)』を経営するのはネワール人のイスワルさんだ。

もちろんボクは彼に一度も会ったことはない。

そんな場所に突然おじゃました。

路地を入ったこの3階?に『友愛(ゆうあい)』がある

 

素性もわからぬ男女をイスワルさん、スタッフのみなさんは

優しく迎えいれてくれた。

トレッキングでの疲れをゆっくりとほぐしてもらい

ネパールと日本の話で盛り上がる。

体のことを考えた『友愛(ゆうあい)』

 

なんと翌日よりネパールはティハール(ヒンドゥー教の祭り)。

この伝統的なお祭りは4日間行なわれ

5日目はネワール族(原住民)のお祭りになる。

店も閉まり、都会に出稼ぎに来ている人は一斉に帰省するシーズンなのだ。

 

街はきらびやかなライトやロウソクが灯され、

街のいたるところに神を招くカラフルな絵が描かれる。

家ではやってくる兄弟やゲストを豪華な食事でもてなすようだ。

 

街の中では誰もが酒を飲み、子供は歌を歌い小銭を稼ぐ。

ヒンドゥー教のお祭りの中でも最も盛り上がる祭り。

 

普段は休みのない『友愛』も、

これらの伝統的な休日は従業員一同お休みになる。

 

そこで、せっかくだからとイスワルさんがボクらを家に招待してくれた。

見ず知らずのボクらを・・・大切な伝統的な時間に招待してくれるなんて・・・

もちろん行かせていただきます!!!

 

後日、手土産のチョコレートとクッキーを片手に

旅の途中で知り合った日本人のナルセ君を誘いイスワル家を訪れた。

イスワルさんの車に乗り込みいざ!

カトマンドゥの中心から少し離れた住宅街

イスワル家におじゃまします!

 

家族と兄弟が食事の準備をしていて

ボクらは屋上のテラスに通された。

ボクらの他に『友愛』のスタッフも数人呼ばれたようだ。

家族、兄弟がゲストのために料理をつくってくれています

 

席に着くとネパールどぶろく『トンバ』や『ロキシー』で乾杯すると、

ネワール料理が続々と出てくる出てくる。

やはりネパールでの食事は最高にうまい。

イスワル家で最高にうまかったのは焼き鳥だ。

脂ものってジューシーで、塩&スパイス加減が絶妙。

大人も子供も暖かい日差しの中、談笑が止まらない。

乾杯して食事タイムです

子供は遊びが優先です

大人はお酒、子供はブランコ

 

 

イスワルさんは生まれた時からカトマンドゥに住んでいる。

ここ10年で国は変わったという。

王政が終わり政府が力を持ったが、国民にはその権力を誇示できず

隣国のプレッシャーに逆らえない国の体制に

国民の支持もみるみる離れていった。

また、カトマンドゥに人が集まり自由に仕事をするようになったせいで

街は汚れ、犯罪も増えたという。

 

そんな中、彼は新たにアーユルヴェーダ治療院を始めた。

東洋西洋医学から見放された人々が訪れる場所をつくりたかったそうだ。

今は『友愛』以上にこちらで毎日忙しくしている。

新たにアーユルヴェーダ治療院を開業

診療エリアや治療エリアも充実

 

夕陽が落ちる前にイスワルさん家に近い猿寺に寄り道しながら、

ボクらは宿に着いた。

久々モンキー

修復したばかりのストゥーパ

今日も素敵な一日をありがとう

 

 

ネパールの今までを肌で感じてきた人の話が聞けたこと。。。

伝統的なお祭りを地元目線で経験できたこと。。。

少しでも深くもぐれば観光とは一味違う

国の今が見えてくる。

 

これはとても興味深い。

異国人とのディスカッション、

これもまた面白い。

 

ごちそうさまでした

 

text by kzm

2件の返信

  1. 62wo より:

    今、U達のRouteマップを見てシミジミと思ったんだが、壮大な旅だな。世界一周って。世界中で友愛ブラザーを見つけてくださいませ。

    • chiliboy より:

      世界はひろいね、でかいね、それでいて・・・

      おもしろいね

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