GUESTHOUSE

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WHAT’S UP?
ゲストハウス論
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ボクらは大概ゲストハウスなる安宿に泊まってきた。 

そして、それぞれの個性や特徴を感じながら 

チェックインし、チェックアウトする。 

  

あそこの宿は、ここがいいだとか 

全然なってないだとか 

そんな話もしながら次の宿を探すのだ。 

  

もちろん宿のあり方は、値段にそったものかもしれないし 

文化の違いがサービスに現れないこともあると思う。 

  

その中でも、ゲストハウスとしての上手い立ち位置を発揮する 

ナイスな宿に時折出会う。 

今回の『Tulip guest house』もその一つである。 

  

外観はイマイチだが 

部屋のキレイさでいえばイスタンブールのゲストハウスでは、いい方で 

ドミトリーのベッドの質もまあまあ。 

まあ、素敵な内装でもないのだが 

ボクらはそこを求めていない。 

朝食が付いていて、雰囲気良く美味しくいただける。 

トイレやシャワーもキレイに掃除されている。 

  

が、実はそんなことじゃない。 

というかこれらは当たり前にクリアーしてほしい。 

ポイントは宿の管理者だ。 

ハッキリ言って『Tulip guest houseの管理人メティン』はウザい。 

トルコ クルド人のメティン この日は一緒に晩御飯を作った

が、悪くないのである。 

客に合わせて絶妙な距離感を保っている。 

居心地もいい。 

面白いことに彼は自分の主張は客であろうとハッキリ言う。 

少々ケンカになりそうなくらいだ。 

そして何より無責任である。 

この無責任さが、ゲストハウスには少々必要なんだと思う。 

  

『無責任である責任』 

こんなところか。 

  

それが、客にちょっとした責任感と自由を生むんだと思う。 

『Don’t…!』と縛らず、『あとは頼んだぜ~』くらいの注意が 

旅人には丁度良いんだと思うなぁ。 

  

まあ全ては管理者の力量だろうね。 

それと相性で決まるんだろうけどね。

  

text by kzm

2件の返信

  1. いちじん より:

    わたし達は日本の旅では
    ペンションをよく使います。
    第1は値段ですが、
    第2は
    オーナーや旅人との触れ合いが
    比較的多くできるからです。
    いろんな生き方を
    知ることができ
    面白いからです。

    • chiliboy より:

      ペンションもいいですよね。
      働いていたこともあるので
      お客様との距離感も近く働いている方も
      働き甲斐があると思います。

      ボクらは日本では民宿をつかいます。
      値段が第一ですが
      それ以上に仲間とゴロゴロできるからです。
      時には、すし詰め状態で寝ることもあります。
      この歳でも修学旅行のような楽しみ方をしているということですが・・・

      そして第二に民宿は
      地元の食事が楽しめることが多いからです。
      とある民宿ですが
      『すきやき』が最高でした。

      はぁ~、、、、すきやき。
      今年はおあずけです。

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