BACKGAMMON WITH TEA

BACKGAMMON WITH TEA

WHAT’S UP?
早朝カッパドキア ギョレメ着 ⇒ Shoe String G.H. ⇒ 原チャリツアー ⇒ バックギャモン
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カッパドキアのギョレメ!

海外の地域名には時々笑わせらることがある。

 

ギョレメって!変わった響きだね。

さらにこの土地にはかなりオモシロなものがあるらしいじゃないか。

 

天気の良い早朝にバスは到着。

外は寒い。

太陽が出てこの寒さですか・・・・・・。

ギョレメオトガル。すでにニョキニョキしている

ほんとに何が入ってるんだか・・・

街はとてもクリーン

こんな木も絵になりますなぁ

 

目的の宿を探すこと30分。

またまたつぶれていたのか見つからない。

地図の場所にない。

はぁ~、気がめいる。

他の候補宿は・・・イマイチだし。

けっこう歩いたけど宿がない・・・見つからない・・・

おっ!気球が飛んでる!

バスを降りてすでに1時間・・・

そんなことより宿を・・・

そんなことより宿を・・・・

 

情報誌では選ぶことを拒否していた

少し離れた宿に行くと部屋があった。

値段が安いのと想像外の雰囲気で満足のブッキング。

しかも洞窟ドミトリーだ。

Shoe String Cave hotel

まあ、洞窟という言葉のとらえ方は人それぞれだが

小さい頃に作ったカマクラの巨大版って感じ。

そこからさらに蟻の巣のように部屋がいくつかつながっていて

ベッドが置いてある。

おおお!いいじゃないこの宿

洞窟の中にドミトリー。右にも小部屋が続く

 

ギョレメ初日はバイクで近場を周ることにする。

この辺りに昔キリスト教徒が住んでいたことを伝える教会がいくつもある。

しかし、それは建物としての教会ではなく

洞窟にひっそりと身をひそめながら信仰を深める

そんなものだったようだ。

原チャリは手頃で結構遠くまでいける

洞窟教会

入り口に薄くなった薄くなった壁画も見える

 

そしてカッパドキアと言えば奇形の岩群。

ナメック星はここに存在する。

ニョキニョキのそれらが今回のメインディッシュだ。

なんなんだ、ここは

材質?は軽石のように崩れやすい

ここに人が住んでいたなんて

最上部の黒いのはいつ落ちてくるかわからない

 

メインディッシュはやはりメイン。

しっかりとボクらに衝撃を与えてくれる。

地球にこんな変な岩があるなんて・・・この岩もまた変化している。

自然の風化がもたらした現象の一つ。

あと30年もすれば、

また形を変え、もしくは無くなってしまうのだろう。

 

ニョキニョキしかないこの土地でのバイクは気持ちいい。

原チャリではなく、250ccくらいでツーリングも悪くない。

そんな旅もあこがれる。

背の高い人工建物は何ひとつない

せっかくだから巨大なキノコのてっぺんに

ナメック星は、まさにこんなとこでしょう

俗に言う『ラクダ岩』ってやつですよ

日本とトルコは親交が深いんですかね~

ユルギュップの市場に到着。この辺りに宿をとる人もいる。

このキャベツ・・・大き過ぎでしょ

地元民にまじって洋服をチョイス

こんなホテルもオシャレだね

『3姉妹の岩』ってやつです。お嫁ちゃんが大の字ジャンプをメイク

 

夕陽のよく見える丘で静かな時間を過ごす。

この旅始まって以来最高のサンセットがここにはあった。

この夕焼けが今のところNO1

二度と同じ光景は見られないんだろうな

 

日が沈むと音もないこの土地は急激に寒く、寂しくなる。

辺りが真っ暗になる前に宿へ戻った。

 

晩飯は雰囲気のあるレストランってのも

たまにはいいじゃないか。

シーズンオフの店内は静かで客はほとんどいない。

レストランはお客でうまり活気がある方が

やっぱりいいのだが

今はボクらだけの貸し切りパーティーと思って存分に楽しもうじゃないか。

歌をうたってもいい、大声で笑ってもいい

美味しい時間を2人だけでね。

 

宿に帰るには少し早い。

もう少し遊びたいのが観光地ってもんでしょ。

近くのお茶屋でトルコ人に教えてもらったバックギモンに2人して燃える。

最近は、暇さえされば茶屋でこればかりやっている。

サイコロを振り、駒を進める。

単純なゲームだが、これがなかなかオモシロイ。

地元民のたまり場におじゃま

お茶を飲みながらバックギャモンっていうのがトルコ風

 

さあ、明日は早朝から気球に乗って

カッパドキアを上空からお届けだせ~。

 

text by kzm

2件の返信

  1. いちじん より:

    これぞカッパドキアを
    ありがとうございます。
    バイクでの見物、良いですね。

    ところでこの岩群は砂岩ですか?
    人力で削ったのでしょうが
    どんな道具で
    どの位の力で
    削れるのでしょうか。

    洞窟は
    現在使われていないところと
    利用中のところと
    色々ありそうですね。

    前回の
    ノーコメントブログについて

    ネットで探して
    あの映画の概略を
    知りました。

    それにしても
    わたしの年になると
    出会う人より、
    さよならする人の方が多くて。
    だから、
    お二人との出会いが
    貴重なんです。

    気球での遊覧報告
    楽しみだなあ。

    • chiliboy より:

      砂岩と溶岩のようですね。
      上部にのっかているのが硬い岩(溶岩?)で
      それより下がなんとなくのバランスで残り
      周りは削れ月日が流れ
      あの不思議なニョキニョキになったようです。
      なので、30年もすればまた形を変えていそうなもんです。
      100年経てば砂岩部分はすべてなくなってしまっているかもしてませんね。

      洞窟は人力で掘られたものがほとんどです。
      場所により地下8階までの巨大都市をつくった場所も存在します。
      戦争でその地に逃げ隠れたそうです。

      砂岩?は日本の軽石に非常に似ています。
      ご存知ですよね。
      子供が道路に落書きするあれです。
      なので簡単に削ることができそうです。
      でも、地下都市ができるくらいだから固める方法もあったかもしれません。

      いろいろな『出会い』。
      これからはもっと大切にしていきたいと思います。

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