SAW 3D

SAW 3D

WHAT’S UP?
極上のロカンタ ⇒ 映画鑑賞・・・
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海外で映画ってのもたまにはオモシロいんじゃないかと。 

その国オリジナル映画は大概バス移動でみることができる。 

まあ、内容もわからずアクションとコメディになんとなく反応するくらいだが。 

  

ブルサにも映画館がある。 

ここは古い街並みと、大都会のふたつの顔を持つ。 

そこでふと映画広告に目がいった・・・『SAW 3D』。 

  

あの『SAW』が3Dで! 

  

SAW 3D・・・

  

ハッキリ言って『SAW』は、 

最初の作品以外は駄作だと思う。 

東京ファンタスティック映画祭に出品された初作のそれは、 

残虐的過ぎる映画だった。 

しかし、ひさびさに最高にやられた映画でもあった。 

※本当にグロテスクな痛々しい映画です。心臓の弱い方には決してオススメしません。

 

その後は、2、3、4・・・と続き

だらだらとグロテスクさを増し最低な映画になってしまったのだが  

そろそろ内容も考えなおされた作品に仕上がってるんじゃないかと、 

それも3Dだと。 

  

初3D映画をトルコでと! 

 

上映開始は19時。

その前に腹ごしらえといきましょうよ。 

  

  

  

夕飯は映画館近くのロカンタ(食堂)に入った。 

この店は珍しく酒がのめるようだ。 

店内には、小皿に盛られたアテをつまみながら、 

ラキ(トルコ酒)をチビチビやり 

テレビのサッカー中継にくいつく親父さんたちがたむろしていた。 

  

地元親父がたむろするロカンタにもぐりこむ

キレイな仕事をするんだ、この人が

美味しいコレクション

  

ボクらはキョフテを一皿とナスと 

ピーマンのヨーグルトソース和えとサラダを注文。 

  

あれ? 

ここは、トルコ? 

ここが、トルコだ! 

コレが、トルコ料理なんだ! 

お・い・し・いYO~★ 

たまら~ん★ 

  

先日はつまらないことを言ってしまったことを詫びたい。 

トルコ料理は変化もなくつまらない料理だと。 

塩が多過ぎて塩辛いと。 

  

ブルサのこの店は深い。 

シンプルなのに深い。 

  

ぷりっぷりのキョフテにかぶりつけば 

中から肉汁がジュジュ~っと、 

下準備の確かさを感じる。 

  

ナスとピーマン煮込みは野菜の歯ごたえを残しながら 

少し濃い目に味つけられたそれに 

酸味の効いたヨーグルトソースを和える。 

  

地元民がたむろするはずだ。 

そしてボクらもこの店のファンになった。 

  

地元親父は酒盛りでまったり

  

  

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

満腹のまま映画館に向かう。 

最高を味わって映画館に向かう。 

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 

 

 

 

最悪の映画を観て宿へ向かう。 

夕飯の感動をすべて忘れて宿へ向かう。 

  

 

 

 

 

 

 

  

この旅『最大の失敗』だ。 

なぜ・・・なぜこんな映画を観てしまったんだ。 

さらには3Dが余計だった。 

胃袋の中のものまで飛び出してしまいそうだった。

内容は全くもって酷く、ただただ残虐な映画としか言いようがない。 

二度と観たくない映画シリーズだ。 

  

ボクらの素敵な夕飯を返して欲しい・・・・・・。 

あの感動を返してほしい・・・・・・。  

  

text by kzm

4件の返信

  1. ゆういち より:

    いやー なんて行動力 その原動力はどこからか

    しばらく見ないうちにあなたは

    グレートジャーニーに

    スポンサーもなく

    サル岩石のようにショートカットせず

    じぶんのあしと

    枯れることのない好奇心

    嫁さんの笑顔

    ブログ楽しく拝見させてもらってます

    変化のない平凡な日常

    毎日同じことの繰り返し

    平和ぼけした日々

    刺激になります

    が、しかし

    そんな平凡な中にも小さな

    幸せはあるわけで。

    取り敢えずは今のまま

    便利なネットで楽しませていただきます。

    大きく体調を崩すことなく頑張って

    ください。

    漠然と限られた人生の意味を

    考えさせられています。

    ありがとう。

    • chiliboy より:

      涙があふれる時・・・

      涙が流れる時・・・

      涙が止まらない時・・・

      自分の目を自分の感情を

      大切にしていきたいですね。

      その日、その時間、その出会いを

      大切にしていきたいですね。

      涙が流れる感動を。

      ピース

  2. いちじん より:

    『SAW』という映画
    そういう世界は全く知りませんでした。
    まぁ、関心もないので・・・

    それにしても
    美味しいトルコ料理が
    だいなしになり、残念でしたね。

    • chiliboy より:

      あの映画は忘れることにしますが
       
      あの美味しいロカンタは忘れないでしょう。

       
       
      美味しい思い出のひとつです。

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