MARIE-ANTOINETTE WAS
WHAT’S UP?
ベルサイユ宮殿
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[2011.01.22~2011.02.16 フランス パリ]
パリ市内から車で30分ほど走った郊外に
マリーアントワネットで有名な『ベルサイユ宮殿』がある。
到着してその外観に驚かされた。
あの巨大ゴージャス建築チャウシェスクの館を
越えてしまったかのような門構えである。
そしてヨーロッパの建築をいくつか見てきたが
外観に『金(きん)』がふんだんに使われている建物はここが初めてだ。
ゴージャスそして優美。
つまりは、贅の沢の極みである。
そして、宮殿の庭もすごいのである。
兎に角果てしなく広い。
丁寧に整備された庭だが端がまるっきり見えない。
宮殿内部は隅々までデザインされ
そのすべてが美しい。
各部屋に展示された絵画や歴史が刻まれた置物は
興味深いものが多い。
全体評価は今まで見てきた中で
“ナンバー1”といっても過言ではない。
広さや機能でいえばチャウシェスクの館に軍配が上がるかもしれないが
この洗練さには及ばない。

ベルサイユ宮殿ど正面でござ~い~

金ぴかだぜぃ

素晴らしい絵画も多数

窓の鍵もかっこよいですよ

来場者の多さを感じる階段のすり減り

落ち着きがありますね~

彫刻物のディテールが細かい

この顔はベルサイユ宮殿内ではよく見るのです

逆にポップ

ひとつひとつの部屋はそれほど大きくはない

まあね

庭園ほんの一部

ここまでくると美術館ですよ

あれ??これは・・・

次回はこの広い庭を走ってみたい
家の主人カワイちゃんが所要しているDVDの中に
ソフィアコッポラが監督した『マリーアントワネット』があった。
ちょっとゆがんだ目線でマリーアントワネットを描いているこの映画、
色彩、装飾、小道具がこれまた素晴らしい。
この映画はベルサイユ宮殿を見てから鑑賞してみると
自分自身がその世界に入っていける
と、今は思う。
だってボクらは、そこにいたんだもの。
text by kzm
4件の返信
お!
そのコンパス形は!!!
ぬふふふふ
『ベルサイユ宮殿』に
初めて行ったのは1970年。
英語も仏語も
できないのに
1人でパリから電車でシャルトルまで
ステンドグラスが凄い大聖堂を
見たくて行ったものです。
帰りにベルサイユに寄ったら
仲間たちがいて
一緒になり
宿に帰れました。
それにしても
無謀だったなぁ。
それこそ“旅”であり、“冒険”であり、“浪漫”ですよね。
自分の考えがまとまる前に
体が先に飛び出した!
忘れちゃいけない部分です。
時にはこれも大事ですよね。